プロフィール

米澤 傑 Suguru YONEZAWA  (テノール Tenor)

徳島県鳴門市出身。鹿児島大学医学部卒業、鹿児島大学名誉教授(医学部・病理学)。医学博士。現在、医療法人・玉昌会・キラメキテラスヘルスケアホスピタル トータルウェルネスセンター・センター長。鹿児島市医師会病院病理部・顧問。

板橋勝、ジェームス・シュワバッカー(サンフランシスコ・オペラハウス)、松本美和子の各氏に師事。日伊声楽コンコルソ入選、太陽コンコルソ・カンツォーネ・イタリアーナ優勝、日本クラシック音楽コンクール声楽部門第1位・全部門でのグランプリ獲得。平成10年度「鹿児島県芸術文化奨励賞」受賞。

オペラ「蝶々夫人」や「カルメン」の主役を演じ、ベートーヴェン「第九」、ヘンデル「メサイア」、ヴェルディ「レクイエム」、ロッシーニ「スタバト・マーテル」、メンデルスゾーン「最初のワルプルギスの夜」等のソリストとして、若杉弘、小林研一郎、井上道義、ゲルハルト・ボッセら各氏の指揮のもと、松本美和子、中丸三千繪、澤畑恵美、佐藤美枝子、郡愛子、福島明也らのソリストと共に、日本フィル、新日本フィル、読響、札響、京響、大響等と協演し大好評を博す。イタリア・米国をはじめ国内外の演奏会で歌い、ルーマニアで「最高のテノール」、東京・紀尾井ホールで「マリオ・デル・モナコの声を持つ医学部教授」と話題になる。世界的名テノールのN. マルティヌッチやG. ジャコミーニとのジョイントリサイタル(東京芸術劇場)では、ニューヨークの音楽記者が、“米澤の歌った「清きアイーダ」の最後の高音は、メトロポリタン歌劇場でも聴いたことのない素晴らしいものであった” と世界中に発信した。

2005年には、イタリアと日本で開催された オペラ「トゥーランドット」(全幕)のカラフ王子役(イタリア: G.パスティネ 総監督・演出 / G.プロイエッティ 指揮、日本: 畑中良輔 総監督 / 若杉弘 指揮 / 栗山昌良 演出、ベリオ版日本初演)で大絶賛された。2012年には、皇后陛下(現・上皇后)のご臨席を賜り、東京サントリーホールで開催されたモーツァルト「レクイエム」のソリストを務め大成功をおさめる。

2018年5月に鹿児島での「ナポリ祭」、6月に徳島県鳴門市で開催された「第九」アジア初演100周年記念の再現演奏会「よみがえる第九」のソリスト、7月に松本美和子リサイタル(東京・紀尾井ホール)で松本美和子氏と「オテロ」の二重唱を歌い大好評を博す。9月にはハイドン「スタバト・マーテル」のソリストを務め“新しい米澤傑の登場”といわれる進化を続けている。2019年1月の米澤傑・米澤悦子・澁谷順子による「2019ニューイヤーコンサート“集大成そして次のステップへ”」、5月「日本病理医フィルハーモニー第8回演奏会(東京女子医大・弥生記念講堂)」、6月「松本美和子門下生演奏会20周年記念演奏会(東京・白寿ホール)」、9月「Kagoshimaカンツォーネ協会演奏会(サンエールかごしま)」、10月「鹿児島銀行創業140周年記念“かぎん くつろぎトーク&コンサート”(TVキャスター・草野仁さんと共に)」(鹿児島・宝山ホール)」にて大高評を博す。2021年7月には、徳島での「米澤 傑 テノール・リサイタル」で大絶賛を博す。

NHKの「第九をうたおう」(井上道義 指揮)、FM名曲リサイタル、芸術劇場「二つの顔をもつ音楽家」、ラジオ深夜便に出演。「湘南クラシックサロン」に定期的に出演。

日本病理学会で最も名誉ある「日本病理学賞」受賞。「高松宮妃癌研究基金学術賞」受賞。各種がんマーカー等の論文の著者世界ランキング第6位(日本人トップ)にランクイン。

ヨーロッパで録音した CD「誰も寝てはならぬ / 米澤 傑 テノール・オペラアリア集」、CD「米澤 傑 テノール ライブ ~ オペラアリア・カンツォーネからミュージカル・映画音楽まで ~」、ならびに、米澤傑が主役のカラフ王子を演じているオペラ「トゥーランドット 」のDVDを発行。「楽天市場 米澤傑」と検索した画面で、下記のURLをクリックすると詳細な情報が得られる。

【楽天市場】米澤傑の通販

CD「誰も寝てはならぬ/米澤 傑 テノール・オペラアリア集(G. ステーファノ指揮・ソフィア国立歌劇場管弦楽団)」は、ヒットチャートで度々第1位(検索:楽天市場 米澤傑)。

プロフィールにまつわるお話

「日本の演奏家 - クラシック音楽の1400人」(日外アソシエーツ)より紹介抜粋

インタビューによるプロフィール紹介(米澤傑テノールリサイタル徳島リーフレット 裏面より)