ごあいさつ
本サイトは、医師でありながら、声楽家としてもご活躍されてこられました、米澤傑先生をご紹介し、応援するサイトであります。サイト名をどうしようかと思案しておりましたが、先生は自己紹介をされるときに、「傑作」の「傑」で「スグル」と呼びますと説明されることが多いことに気付き、確かに「米澤傑先生を応援する」=「傑を作る」と考え、「傑作の会」とした次第です。
先生は、本来は医師であります。医学の分野では、2010年病理学会で最も名誉ある「日本病理学賞」を受賞。2001年~2010年の各種がんマーカー等の論文の著者世界ランキング第6位(日本人トップ)にランクインされた、文字通り日本はおろか世界的にも高く評価された医学博士であります。
ところが、神様に何か手違いがあったのか、声楽家として周囲が嫉妬するほどの声を与えられてしまいました。「誰も寝てはならぬ / 米澤傑 テノール・オペラアリア集」のCDのジャケットには、「天から授かった珠玉の喉を磨きに磨いて、その声を本物のテノールのものにした米澤傑。一級のテノールをきいたときにだけに味わえる至福の瞬間」という、音楽評論家の黒田恭一氏のコメントが記されておりますが、その一言に尽きると言えます。凡人の身から、嫉妬深く言えば、神様は手違いで才能の配分を間違えられたと言えます。
しかし、天が二物を与えたのであれば、ぜひそれを聴きたいと皆誰しも思うのですが、別ページの「米澤傑先生ご挨拶」で見て頂ければおわかりのように、普段は白衣姿の医師であります。このサイトを閲覧されている方には、ファンの方や、音楽関係者の方々が多いと思いますが、中には、音楽というよりも、普段の診療診察でお世話になっている方々も多いのではと思います。このサイトは、むしろそういう方々に、米澤先生のもう一つの顔を知って頂くために開設した意図があります。先生を友人や知人にご紹介されるときには、病理学のことや、音楽のことは詳しくわからなくても、ぜひこの「傑作の会」サイトをご紹介くださればと思います。このサイトがどう広まるかは、ひとえに皆様の口コミに頼っております。
話が少し逸れましたが、そのような白衣の現場の事情もあり、なかなか先生のコンサートを含む音楽活動やスケジュールを知ることは、ファンにとっても手探りの状況でありましたので、このような形で米澤傑先生のご紹介と、今後のスケジュールをご紹介していければと思っております。ナビゲーターとしてこのサイトを閲覧して頂ければと思います。また、「近況報告」や「スグル先生の聴診器」など、よもやま話のコーナーも設けましたので、ステージでの歌以外のところで、先生を身近に知って頂ければと思っています。
傑作の会 代表 上村 伸二 (Shinji Kamimura)
活動内容
コンサートを含む音楽活動の予定案内とスケジュール
これまでの各種雑誌メディア等での紹介記事 等
近況報告と定期談話