米澤傑先生ご挨拶

上村伸二様への心よりの感謝

 この度、上村伸二様におかれましては、大変にお忙しい中、私のホームページをご作成くださいまして、心より深く感謝申し上げております。
 これまで、私は、オペラ「トゥーランドット」の主役のカラフ王子役を、イタリアと日本で演じたり、ベートヴェンの「第九」のソリストを100回以上歌う・・等の音楽活動をして参りましたが、鹿児島大学医学部教授という多忙な仕事を抱えての音楽活動でしたので、自分自身でホームページを作成するというまでには至りませんでした。
 上村様は、ご自身でもテノールのご勉強をなさっていらして、鹿児島での私のコンサートにもよくお越しくださり、コンサート後に、上村様からお声をお掛けくださるということから始まり、メール交換も行うようになり、さかんに“音楽談義”をする仲間になりました。
 上村様は、お仕事柄も、ホームページ作成のような技術面にも大変お詳しく、上村様から、私の「ホームページ」を作ってみようか、とお声をお掛けくださいました。私といたしましたは、願ったり叶ったりで、早速、お願いを申し上げました。一方で、上村様は、ご本職の方面でも大変にお忙しい方で、ご多忙なお仕事の中で、大変なご無理をなさってくださり、私の「ホームページ」をご作成くださいましたことに、心より深く感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
 鹿児島大学医学部教授時代には、教室のホームページを作成していましたが、個人的にホームページを作成したことはなく、今回、上村様がご作成くださいましたこのホームページが、私個人にとりましては、初めての経験となります。
これまでの私を振り返りますと、「医学」の面では、日本病理学会で最も名誉ある「日本病理学賞」を受賞し、「高松宮妃癌研究基金学術賞」も受賞しました。各種がんマーカー等の論文の著者世界ランキング第6位(日本人トップ)にランクインするという業績も挙げることが出来ました。
 「声楽」の面では、日本クラシック音楽コンクール声楽部門第1位、さらに、全部門でのグランプリ獲得。太陽コンコルソ・カンツォーネ・イタリアーナでも優勝、平成10年度には「鹿児島県芸術文化奨励賞」を受賞し、プロフィールに記されているような音楽活動を行なってきました。
 私自身の音楽活動は、これまで、様々な音楽雑誌やテレビ・ラジオの番組がお取り上げくださり、「二足のわらじ」「二兎を追う」という表現が良く使われてきました。「医学と声楽の双方でご活躍なさり、とても “器用” ですね」と良く言われますが、決して私自身は器用ではなく、「医学」と「声楽」の二つしか行わず、他には何の趣味も持たず、いや、何も出来ず、夜の街でお酒を呑み歩くというようなことも一切しないという “不器用” なのです。そのような生活をしていますと、一日 “24時間” というのは充分な時間です。
 そのような “ありのまま” の私を、ホームページという形でご紹介くださいます上村伸二様に、心よりの深い感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。

米澤 傑

 

 




















このホームページをご作成くださいました上村伸二様がお書きになられました『「持続可能性」のこぼれ話」』をご紹介を致します。